サンゴって何?
サンゴって何???
って考えたことはありますか?
岩?生きてる?海藻系?動物?
今日は2021年3月5日、サンゴの日ってことでサンゴについて勉強します✨
サンゴの生態
サンゴは、「刺胞動物」で、まさかのクラゲやイソギンチャクの仲間。だから植物ではなく動物ってこと!まずこれびっくり😳
たしかにソフトコーラルを考えたらイソギンチャクの仲間ってわかる気がする🎶
〜サンゴの特徴〜
触手があって毒針を持っている。
プランクトンを食べる。
食べ物と排泄物は同じ口から出入りする。
まぁ、、植物ではないな。
サンゴは、ポリプと呼ばれる個体が分裂して群体をつくる特徴があり、ひとつの群体には数百~数万の個体が集まっています。
サンゴは動物・・・でもサンゴって光合成をしてくれてるんじゃなかったっけ?💦
サンゴの光合成
サンゴ自体の働きではなく、体の中に褐虫藻(かっちゅうそう)という藻類が共生していて、それが光合成をしています。サンゴはこの褐虫藻が生み出すエネルギーをもらって成長します。
二酸化炭素吸収率は、陸上の植物よりも多くの働きをしているので、地球にとってすごく大事な役割を果たしています。
ポリプや褐虫藻の詳しい記事はこちら↓
【公益財団法人水産無脊椎動物研究所】
サンゴとサンゴ礁の生き物たち
サンゴの白化
サンゴは海水温が高いのが苦手です。
台風が来ないとサンゴの白化が進むのは、冷たい海水が混ざらないために、高温が苦手な褐虫藻の数が減少してしまうからです。褐虫藻がいなくなり、骨格が透けてサンゴが白色にみえる状態が白化です。
白化の原因はその他にも様々です。
・異常気象で台風があまり来ない
・逆に強い大型台風
・森林伐採からの土壌流出
・生活汚濁水
・ゴミの放棄
・オゾン層破壊による強すぎる日光
・オニヒトデの増加など
さんごポケモンのサニーゴの白化バージョンが存在してるってことを数ヶ月前に知った時にはめっちゃびっくりしました💥 ゴーストタイプになっちゃってるし、悲しそうな表情をしてるし、こっちまで悲しくなった😓
自分がポケモンを楽しんでた15年以上前にはこんな悲しいキャラいなかったのに。。
これは無視できない社会問題、環境問題だと思います💧
ポケモンずかん参照
沖縄のサンゴ
沖縄のサンゴ礁は、ほとんどが裾礁(きょしょう)とよばれる島のまわりにできるタイプです。防波堤として陸地を守るだけでなく、多くの生物の住処です。また、竹富島や黒島、水納島などがサンゴ礁の隆起でできています。
世界の海には600〜800種類のサンゴが生息していて、なんとその半数が沖縄の海に住んでいます。
豊富なサンゴの宝庫沖縄。
サンゴの植え付けも行われていますが、まずはサンゴが減っていかないように沖縄県民、日本人、いや地球に住んでる人間全員が配慮していかなければならないと思います。
約4億年も前から存在しているサンゴを、たかだか250万年程前に誕生した人類が壊していっていいのでしょうか。いや、バチあたる。自分たちに返ってくる。
サンゴと海と生活と
沖縄の大きな産業として漁業と、観光業がまず思い浮かびます。
沖縄沿岸の漁獲量のピークは私りほの生まれた1993年だそうです。それから27年間のうちどんどん生産量が減少し続けているようです。基地のための埋め立てや建設による海洋汚染、乱獲による水産資源減少が原因のひとつでしょう。
マリンレジャーを楽しみたい観光客は年々増えていました(コロナ前)。観光客が急増しすぎたのも原因だと言えると思います。
日頃ダイビングをしている私たちにとって、海の中にサンゴはあって当たり前だと思っていました。が、環境破壊の話を目の当たりにするたびに、そうではないかもと危機感を覚えます。例えば、サンゴがどんどん減って、小魚もいない大型の魚もいない、景色もカラフルではない海だったら…ダイビングやってないかもしれません。
漁業と観光業、どちらにしてもサンゴがなければ成り立たない産業であると同時に、私たちが酸素を吸って生きていくという当たり前の日常生活にもなくてはならないサンゴ。
沖縄の美しい海、サンゴ、生活を守れるような行動をとっていきたいですね🌱
私たちが取り組んでいること
・海へ悪影響のある日焼け止めを塗って海へ入らない
→ ひやけどめの話
・プラスチックを使う量を減らし、海へ流さない
→ スポンジの話・セルローススポンジ・ステンレスストロー
・ビーチクリーンと水中クリーン
→ 沖縄 水中クリーン&ビーチクリーン
ひとつひとつ、できる小さなことから🧡